お墓を探して三千里
あれはもう遠い昔です。嫌な記憶は忘れることで現実を生きていけることを身をもって証明しているところなんですが、20代前半のときの婚約者が亡くなって、約20年が過ぎようとしています。
先日、お葬式のお寺に行くことができまして、そこにあるお墓を探したのですが、見つけることができませんでした。私は1周忌と3回忌に参加し、その後ご家族の方とは、手紙のやりとりをしていたのですが
私がいまの夫と結婚することを連絡し、相手の方から花束が贈られました。そして
「新しい人生で幸せになって」と書いたカードを受け取ってから連絡していません。
夢に見たこともあるし、今でも、ご両親と弟さんに会いたい気持ちはあります。
住所も知っていますが、伺ったことはありません。
私と会えば、辛いかもしれないとも思うので連絡できないでいます。
ご両親がご健在なのかもわかりません。
我が家には1冊だけ、彼と暮らしていたときの写真をまとめたアルバムがあります。
年に1回はページをめくって、彼のすきだったものや、好きな音楽を聴いたりしています。
今苦しい思いをしている方がこのブログを読んでいるかと思います。
きっと苦しさは誰もわかってくれません。
でも、向き合いすぎて辛くなりすぎないようにと思います。
一時的にシャットアウトして、楽しい事ばかりを選んでも、許されると私は思います。
苦しみを乗り越えるなんて、到底無理な話なのですから。
好きなものたべて、寝たいときに寝て、お風呂が面倒ならたまにはさぼってもいいでしょう
自分に好意を抱いている人に甘えてもいいとおもいます。
一人でなんとかしようとして、最悪な結末を選ばないことを祈っています。
自分を甘やかしてもいいですし、許してください。
頑張れるときがくるまでは、ふらふら、ゆらゆら、考えず、日々を過ごすことも大事です。
やり過ごして適当になっても大丈夫。
向き合いすぎて、辛くなりすぎて、出ない答えを探し続け無いようにしてください。
時が解決してくれるし、解決してくれないかもしれないけど
今の辛さから逃げることも、大切だと思います。
ディスカッション
コメント一覧
自分を甘やかしてもいい、許すって、出来るようでなかなか出来なかったなぁ。
少し前にそれが出来たきっかけがあって、こうしなくちゃと頑なになっていた心が軽くなり、以前よりほんの少しだけど柔軟に考えられるようになりました。
自分が思うより周りはそんな私を受け止めてくれるとわかった時の安心感は、希望になりました。
きゅーちゃんのこの日記は、ついつい力んでしまいがちな私の心を溶かしてくれる言葉がたくさんあって嬉しいです。
たかちゃん様
このHPを立ち上げて初めてコメント頂戴しました!公開して問題なかったですか?ご都合悪ければお知らせくださいね。
さて、コメントいただいたことに関してですが
私も日記を書いておきながら、時々自分に厳しかったり、心配しすぎて眠れなくなる日もあります
虚無感に襲われたり・・・
特に生理の前など・・・
でも、それもこれも自分の体質・性質
理解して寄り添い向き合えば、しんどさとともに歩めるのかなと思います。
自分がどういう人間なのか、どういうときに悲しみを感じるのか、うれしくなるのか
人それぞれですからこそ向き合えたらいいですよね。
コロナが落ち着いたらお茶でもいきましょーね(^_-)-☆